「被爆ピアノコンサート ~あなたにとって平和とは~」の開催

北海道高校生平和大使派遣10周年記念事業
「被爆ピアノコンサート ~あなたにとって平和とは~」の開催

高校生平和大使を中心とした道内の高校生10人が実行委員会を立ち上げ、自ら企画・運営・主催し、各地域の多くの高校生も参加する平和大使派遣10周年記念事業「被爆ピアノコンサート ~あなたにとって平和とは~」を開催しました。

高校生平和大使を国連欧州本部に派遣する活動は、北海道においては道退職者連合と連合北海道が「北海道高校生平和大使派遣実行委員会」を発足させ、2012年から北海道在住の高校生を「北海道高校生平和大使」として国連欧州本部に派遣しています。

今年は北海道からの平和大使派遣から10周年であり、記念事業として全道4都市・9ヶ所で「被爆ピアノコンサート」を開催しました。
被爆ピアノは1945年8月に広島や長崎への原爆投下で爆心地から約3キロ以内の民家などにあったもので、被爆2世の調律師矢川光則さんが修復し、全国で演奏会を開き、日本では映画可もされています。
2010年にはアメリカ同時多発テロ慰霊祭のニューヨークで、2017年にはノルウェー・オスロでの「ノーベル平和賞コンサート」で演奏され、その存在が世界的にも知られるようになりました。道内開催は15年ぶりです。

学校訪問では「被爆ピアノ紹介と体験演奏」、コンサートでは、被爆ピアノ紹介のちに札幌のジャズピアニスト豊口健さんとシンガー髙野雅絵さんが「原爆を許すまじ」や「さとうきび畑」「ハナミズキ」など6曲を披露。また合唱や軽音楽、演劇で「被爆ピアノ」と地元の多くの高校生がコラボしました。被爆ピアノ紹介では矢川さんは壇上から「原爆の悲惨さを語り継ぐ被爆者が高齢となり減少している。被爆ピアノの役割は大きくなる」と話しました。
開催前から多くの報道もあり、各会場とも連合北海道や退職者連合の組合員以外にも、たくさんの市民が「被爆ピアノ」の音色に耳を傾け、戦争がない平和な世界が実現することを願い、自分にとっての平和を考えるものとなりました。
おこしいただいた皆様に感謝申し上げます。

各会場の内容・参加者数などは次の通りです。

10月19日 函館高等支援学校
        函館市立中部小学校

10月20日 函館芸術ホール 参加者200人
        出演高校/函館西高校、函館白百合中学高等学校、遺愛女子中学校・高等学校

10月21日 苫小牧市文化交流センター・多目的ホール 参加者100人
        出演高校/登別明日中等教育学校

10月22日 三浦綾子文学記念館(昼) 参加者50人
        特記/ミニコンサートと公募による体験ピアノの他、実行委員会高校生による合唱

10月22日 「木楽輪(きらりん)」音楽ホール 参加者100人
        出演高校/旭川藤星高等学校、旭川実業高等学校

10月23日 札幌地下街オーロラスクウェア(昼) 参加者100人
        特記/ミニコンサートと公募による体験ピアノの他、実行委員会高校生による合唱

10月23日 ホテルロイトン札幌3階 ロイトンホール 参加者500人
        出演高校/北星学園女子中学高等学校、札幌日本大学高等学校、市立旭丘高等学校

10月24日 カフェ・ビーンズ 参加者30人
        特記/ミニコンサートと実行委員会高校生による合唱