被爆地ナガサキで平和集会を主宰する「ながさき平和大集会」実行委員会は1998年、インドとパキスタンの相次ぐ核実験に強い危機感を抱き、核兵器廃絶と世界平和を国連に直接訴えていく必要性を痛感し、若い世代の平和活動も兼ねてこの年の秋から「高校生平和大使」の派遣を始めました。
直後に、自発的な「高校生一万人署名活動」も始まり、国連側も高校生平和大使を「ナガサキ・ヒロシマ・ピース・メッセンジャー」として高い評価と期待を示しています(2013年度から、北海道高校生平和大使派遣実行委員会は高校生平和大使をスイスに派遣してきています)。